作業服というと、ジャケットやシャツは意識するのに、パンツのことは無頓着という人もいますよね。ですが、実はパンツの選び方で作業の効率が左右されてしまうこともあるのです。そこで、ここでは様々な作業服パンツについて解説します。
それぞれの特徴やメリットを理解して、効率よく作業できるタイプのものを選ぶようにしましょう。
タフでおしゃれなカーゴパンツなら、GLADIATORのG6005
外で作業をしていると、意外と小物をたくさん使うことに気がつくものです。携帯電話やボールペン、メジャーにメモ帳。名前を挙げたらキリがありません。カーゴパンツは、左右それぞれに大小様々な収納があるため、小物の収納には困りませんし、見た目もカジュアルなタイプのものが多いため、普段着としても活用できます。
その昔、港や貨物船で働く作業員達が身につけていただけあり、その生地は丈夫で、そうそう簡単に破けることはありません。できたら、タフでおしゃれなカーゴパンツがほしいというときにおすすめなのが、GLADIATORのG6005です。
作業服用のカーゴパンツというのは、機能性は高いのですが見た目は地味なため、普段着としてはなかなか着られないという人も多いでしょう。ですが、このカーゴパンツは人気が高いカモフラ柄を取り入れていますが、作業用よりも丁寧に柄が描かれているため、作業服と言わなければわかりません。
綿100%で、丈夫で太いリップストップ生地を採用しているので、大きく動いても破けることはありませ。また、付属の紐を裾に通して絞れるので、風が強いときにもばたつくことがありません。カジュアルなカーキと、シックなチャコールがあるので、他のアイテムとのコーデがしやすいです。
細身で動きやすいEVENRIVERのSR6012
かつて、サブリナパンツと呼ばれたクロップドパンツを作業服として着ている人もいるでしょう。8~9分丈のパンツで、足にピッタリとフィットしているため狭い場所でも動きやすいというメリットがあります。EVENRIVERのSR6012は、ストレッチ性もあるため伸縮が自由ですし、デニム素材なので普段着としても活用できます。
爽やかなアイスブルーや、深みのあるインディゴなどがあり、サイズもSから5Lまで揃えられているため、サイズ選びに困ることもありません。クロップドパンツは、足首が出ているため、スタイルが気になる人にも効果的ですし、ウエストの周辺はゆったりとしているため、しゃがんだときにも苦しくはありません。
ですが、クロップドパンツは短すぎると一気に子供っぽく見えてしまうこともあります。クロップドパンツを選ぶときには、足首がどの辺まで見えているかを意識することも大切です。
暑い季節にチノパンを履くならAITOZのAZ-50501
チノパンというのは、チノクロスと呼ばれる綿や麻などで作られた作業服パンツです。流行に流されないシンプルなデザインなので、様々なアイテムとの相性もよく、見た目もスッキリと見えます。
AITOZのAZ-50501は、カラーバリエーションが豊富なので、自分好みの1着が見つかりやすいです。
爽やかなイエローやミントグリーン、鮮やかなレッドやピンク、大人っぽいプラムやモカグレーとバリエーションが豊富なので、その日の気分によって選択ができます。作業服チノパンというと、カーキやグレーといった地味なイメー ジが多い人もいるかもしれませんが、カラーバリエーションが豊富だと気分も高まります。
そして、作業服の悩みというと静電気により埃がつくということではないでしょうか。埃がつくと不衛生に見えてしまいますし、精密機器に埃が入った場合はトラブルになりかねません。このチノパンは、制電素材で作られているため、埃がつくことがほとんどありません。
常に衛生的に作業ができます。
→作業服とセットで最適な靴下を選ぶなら、このポイントを見逃すな!
手入れが簡単なスラックスなら桑和の199
事務作業や工場での勤務なら、スラックスを愛用するという人もいるでしょう。作業する場所によっては、温度が高くて汗をかいてしまうということもあるかもしれません。桑和の199なら吸汗速乾性が高いため、汗をかいてもすぐに吸収してくれて、常に肌をサラサラに保つことができます。
また、シワになりにくいイージーアイロン加工なのでお手入れも簡単です。カラーは定番のネイビーやシルバーグレーから、涼しげなモスグリーンがあるので、職場のイメージにあったカラーを選ぶといいでしょう。スラックスというと、ゆったりとしたイメージがあるため、サイズについてはあまり細かく指定しないという人もいます。
ですが、正しくないサイズで履くことは見た目もダサく見えてしまいますし、動きにくいものです。スラックスのサイズを測るときには、ウエストの位置を正しく選ぶことが必要です。購入するときには、正しい位置を調べて自分にピッタリ合うものを選びましょう。
ゆったりしたサイズのペインターパンツならDickiesの1993
作業でペンキを使うときには、伝統のペインターパンツはいかがでしょうか。ペンキ職人やアーティストなどが愛用していたペインターパンツは、生地が丈夫なので繰り返し洗濯をしても大丈夫です。Dickiesの1993は、古き良き時代の面影を感じさせるデザインと、機能性の高さからおしゃれで動きやすい作業着です。
全体的にゆったりとしているため、ピッタリとした作業服パンツが苦手な人にもおすすめですし、伸縮性もあるので激しく動いても問題はありません。Dickiesの作業服は、履く人の体型にフィットして、丈夫で汚れにくいという特徴があります。
それは、常に労働者が求める製品を求めてきたためです。デニムの定番であるインディゴブルーや、鮮やかな色合いのストーンウォッシュなどがあり、作業服としてだけでなく普段着としても履くことが可能です。ペインターパンツはそのまま履いてもおしゃれに見えますが、ロールアップするのも魅力的です。
アレンジの仕方で様々な着こなしができるのも、ペインターパンツがおすすめの理由です。
細見え効果のテーパードパンツならHAMUREのHMU-2007
作業をしているときにもスタイルに気を使いたいという人には、テーパードパンツがおすすめです。裾に向かって徐々に細くなっていくため、足がほっそりと見えてスタイルが良く見えます。HAMUREのHMU-2007は、ストレッチ性があり撥水加工もされているので、効率よく作業ができます。
テーパードパンツの欠点というと、膝付近の生地がたるんでしまうことです。だらしなく見えますし、綺麗なシルエットになりません。ですが、このテーパードパンツは生地がたるみににくいので、だらしなく見えることがありません。
また、防汚加工もしてあるため、万が一汚れてもすぐに落とすことができます。カラーは、大人っぽいブラックとカジュアルなベージュから選ぶことができます。テーパードパンツは、あまりにもピッタリしすぎていると窮屈な印象になることもあります。
そんなときには、ワンランク上のサイズを選択するといいでしょう。
作業服パンツ選びで困ったときには
作業服パンツを選ぶときに困ったら、どんなデザインや機能がほしいかを考えるといいでしょう。機能性が高いものなら、カーゴパンツやペインターパンツ。デザイン重視ならチノパンやテーラードパンツというように、理想としている作業服パンツを考えることで、最適な1本が選べます。
また、購入するときにはサイズ選びも重視するようにしましょう。